水辺からはじまる生態系ネットワーク

繋がり始めた官公庁



 「水辺からはじまる 生態系ネットワーク全国フォーラム」に参加してまいりました。

 コンクリート護岸などのグレーインフラから様々な生物が暮らすグリーンインフラへと変えていくことで、結果的に地域が活性化するという事例の発表がたくさんありました。

 国土交通省だけではなく、農林水産省や環境省と共催で行われている点も、縦割り行政から協業という形に官公庁も変化している印象を受けました。

 特に千葉県いすみ市の活動は印象深かったです。有機無農薬米栽培を始めたところ、河川などの生態系が大きく変わり、出来上がった米も全量学校給食として提供されるようになりました。
 やがて、その様子を公立学校で、年間45分×30コマの授業としてカリキュラム化して実施したところ、国連大学がその情報を発信、マレーシアや台湾などアジア諸国の高校生が体験型修学旅行として訪れ始めます。
 米も、本当においしく、JALのファーストクラスの機内食として「いすみっこ」が提供されるようになります。
 現在は、畜産や漁業との連携も展望して、移住者支援も展開する予定との報告がありました。

 生態系の多様性という環境が良くなることで、地域が活性化し、明るい未来が開けてゆく…。
残念ながら渋谷川は、渋谷ストリームの建設とともに、川にフタをして溶岩パネルを剥がすという、この逆の方向に進んでいますが、これからしっかりとした活動を続け、生態系の多様化を進められるよう頑張りたいと思います。

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